からくり儀右衛門による
江戸時代のロボットは
200年前の最先端。
弓曳童子(ゆみひきどうじ)は 田中 久重さんの作品。
九代 玉屋庄兵衛 氏により復元されました。
茶運び人形などと同じく、座敷からくりに分類されます。
ぜんまい仕掛けであり、
滑車に繋がれたヒモで ぜんまいを巻き、
7枚のカムで人形各部を動かします。
現代の電気仕掛けのロボットでは考えられないのですが、
一つのぜんまいを全ての動力としています。
矢を射る姿は 是非 動画で
構成が詳し い ↓
4連射 ↓
4連射 ↓
田中 久重さんは
江戸時代から明治にかけての発明家。
現代の 東芝 の原点である
芝浦製作所の創始者です。
“東洋のエジソン” “からくり儀右衛門”
と呼ばれた存在で、ドラマ「仁」にも登場しました。
1820年に開発した 弓曳童子 は
からくりの最高傑作と言われます。