2014年11月12日水曜日

ラジアルルート サイクロンテクノロジー:ダイソン 360Eye

特許技術564個

ジェームズ・ダイソン氏の自信作は

“最も吸引力の強いロボット掃除機”



お掃除ロボットシリーズ その3
サイクロンテクノロジーはダイソン掃除機の中核技術ですが、
ロボット掃除機 360Eyeにも もちろん搭載されています。
ロボットの機能としては360度ビジョンシステムが挙げられます。

ところがテクノロジー大好きの私は
掃除機自体の機能性に目を見張りました。
ダイソンにしかできない サイクロンテクノロジー。
家電量販店でDC63をじっくり見回して、
遠心力分離を段階的に効率良く行えるその機構に惚れました。
360Eyeの機構はラジアル(放射状)ルートサイクロンです。



調べる程に目を見張るテクノロジー。
ロボット掃除機として 私のランキング 1位になってしまいました。

キャニスター掃除機の最新型 DC63は 
tier(段重ね)サイクロン。

“吸引力の変わらない”
さすがダイソン、裏切らない。

ロボット掃除機 動画↓


2014年11月6日木曜日

ロビを乗せて掃除するとか…:シャープ ココロボ

ロボット掃除機シリーズ その2 。

気分と性格を持つ、お掃除ロボットは

不思議な製品で大人気。




音声会話機能で 「おはよう」などの簡単な会話ができます。
また、人工知能ココロエンジンにより 3つの気分があり、
返事や挙動が気分で変わります。
文字通り“ココロ”があるロボットの意味で、
愛着を持てる仕様・デザインにこだわっており、
ロボット・家電との新しい付き合い方を提案しています。

私が製作している ロビ と会話もできることになります。
(音声認識モジュールは 共にレイトロン社製)
ロボット同士のコミュニケーションとは…。
心がそそられますね。

この点において購入候補 第1位なのですが、
ダイソン ロボットも捨てがたい…。


ガンダムとのコラボもありました。


2014年11月5日水曜日

何をするでござるか:名古屋工業大学 忍者ロボット

機能が想像つかないネーミング、

けれども その動きで納得

忍者UAVは
名古屋工業大学 山田 学 教授 率いるチームの開発です。

陸・海・空 移動可能のロボット。まさに どこでもござれ。

あらゆる面にホバリングするイメージです。
その本体は おもちゃのヘリコプターで、
コスト¥5,200  お安い!
ヘリにプラスチックのタイヤを取り付けています。

道路・橋などのインフラ点検 などに応用できるとして、

国のプロジェクトにも採用されているとの事。

人工知能による自立航行も開発中ということで、

早期の実用化が期待できます。
動きはホントに鮮やか。

2014年11月2日日曜日

少し勇気を出しました。:Siri

iPhoneを購入したのでSiri の音声認識を試す機会があります。


   私:「昔話をして下さい。」
   Siri:「えー またですか〜。」

と返すようなユニークさも持っています。
そこで、どう返事するだろう・・・と思い・・・。

   私:「死ね!」
と言ってみました。

   Siri:「それでも友達で居てくれませんでしょうか。」

・・・

   私:「ごめん、さっきの取り消す。」
と話すと。

    Siri:「ごめん、さっきの取り消す の検索結果です。」
とGoogle結果 などなど。


とにかく みなさんロボットに(も)暴言はやめましょう。

私は罪悪感が有りました。

シーテック・ジャパン 2014

10月7日〜11日 に
千葉・幕張メッセで シーテック・ジャパン2014が開催されました。

その中から2つをご紹介。

OMRON:卓球ロボット
 とても楽しそうで やりたくなりますよ。


これは観てもらうのが一番。
上部のセンサーで相手を感知し、打ち返してくれます。
速球も打ち返します。


FUJITSU:顔認識で脈拍を測定できるロボット




前に座るだけで、顔のわずかな血流を読み取り、脈拍を測ります。
ポーカーフェイスも見抜く程です。

2014年11月1日土曜日

玉乗りロボットをかわいく表現:村田製作所 チアリーディング部

“フロンティアテーマ” で産まれた murata のロボット

電子部品メーカーの技術力と 遊び心な彼女達。


 10人構成のロボット チア団。
ムラタセイサク君 シリーズです。
セイコちゃんに より近い印象ですが、
ボール移動型ロボットである事が新しいです。

今回はロボット本体を (株)ヴィストンが製作しています。
バランス感覚はジャイロセンサーによるもので、
(大きく分けて3種類あるジャイロの中で)
高精度の光ファイバースコープが採用されています。

チア団 動画 ↓

ボール移動型はその省スペース性から 人間の生活空間での実用化がし易く、
ロボティクスの未来として かなり現実味があります。
このような かわいい姿で登場すれば世間の認知も早まりますね。

3つ装備されているオムニホイールでボールを操作する事で
移動・静止維持を行います。
10体の位置関係を赤外線と超音波の届く時間差で把握するというのも、
原理がシンプルでおもしろいです。

「ついつい造っちゃうムラタ」

セイコちゃんの倒れない技術を応用した
“転ばぬ杖" も非常に興味深い。


2014年10月23日木曜日

ぜんまい仕掛けで4連射:田中 久重 弓曳童子

からくり儀右衛門による

江戸時代のロボットは

200年前の最先端。



弓曳童子(ゆみひきどうじ)は 田中 久重さんの作品。
九代 玉屋庄兵衛 氏により復元されました。



茶運び人形などと同じく、座敷からくりに分類されます。
ぜんまい仕掛けであり、
滑車に繋がれたヒモで ぜんまいを巻き、
7枚のカムで人形各部を動かします。
現代の電気仕掛けのロボットでは考えられないのですが、
一つのぜんまいを全ての動力としています。

矢を射る姿は 是非 動画で
構成が詳し い ↓      

4連射 ↓


田中 久重さんは
江戸時代から明治にかけての発明家。
現代の 東芝 の原点である
芝浦製作所の創始者です。
“東洋のエジソン” “からくり儀右衛門”
と呼ばれた存在で、ドラマ「仁」にも登場しました。

1820年に開発した 弓曳童子 は
からくりの最高傑作と言われます。


宇宙と深海:カナダアーム2、かいこう7000 Ⅱ

青く広がる向こうの暗闇

ロボットと人間の共業は、

極地でこそ試される!


宇宙と深海は共にロボットが活躍する舞台です。
未知なる分野ではロボットが欠かせません。

宇宙では
ISSに取り付けられているロボットアームである、
カナダアーム2 +デクスター 
が船外活動で活躍します。

ISS船内では飛行士と共同作業をすべく、
Robonaut 2(ロボノート)
がいます。NASAとGM により開発されたヒューマノイドロボット。

コミュニケーションロボットとして、
きぼうロボットプロジェクトの
KIROBO(キロボ)も記憶に新しいところです。
宇宙 初の試みで話題となりました。
現在もISSに滞在中。

2004年に送り込まれた惑星探査機 オポチュニティー & スピリット
は今でも現役。火星から情報を送り続けています。
(但し、スピリットは土にハマって動けなくなっている。)
通信に片道20分かかる時間ロスを減らす為、自律行動型ロボットになっています。

いまでは3000を超える人工衛星も宇宙開発ロボットです。
気象・通信・放送・地表観測 etc. の衛星があります。

これらは信頼・安定を重視する為、
一世代前の技術を使う所が、
宇宙開発らしさとも言えますね。


一方、青い海の底では
探査ロボットが活躍します。
海底の平均深度は4000mで、
その深海における調査にあって、
日本は最先端。
かいこう7000 Ⅱ  深海探査ロボットが有名です。

現在2代目 かいこう が頑張っていますが、
初代かいこうはなんと 深度10000mを探査中にロープが切れ沈んでいきました。今も海の底。
1000気圧という想像できない圧力ですから、いろいろあるでしょう。




彼らは極地でフロンティアを開拓し続けます。

2014年10月22日水曜日

ヒト型も泳がす:東京工業大学 SWUMANOIDO(スワマノイド)

泳ぐヒューマノイドロボット

人間でも泳げないヒトがいるのに...



東京工業大学は以前、蛇型のロボットを泳がせていましたが、今度は人型です。
SUWAMANOID(スワマノイド)は
東京工業大学 中島研究室  中島 求 教授による開発。
流体力学の研究から派生しました。
ロボット内(手のひらや足など)に圧力センサーを付けて力学的計測を行うのが目的。
クロール だけではなく 、背泳ぎ、バタフライも可能。

ヒト型ロボットが泳ぐのは不思議な感じがしますね。
世界からも大反響だったそうです。

2014年10月7日火曜日

自然の葉緑素を抽出・利用:人工リーフ

ジュリアン・メルキオッリ さんによる開発。
絹のたんぱく質の中に葉緑素を閉じ込めることで、
バイオリーフを作ることに成功。

あらゆるインテリア・建物に応用できそうだが・・・。

せっかく光合成で酸素を配出するなら、電気光とかではなく、
クリーンエネルギーにしたいものです。
動く植物ロボットとかあったらアピール最高ですよね。
太陽光を求めて移動するとか。

宇宙開発での応用(ISSや惑星・月面基地で)もありえますね。

ところで光合成でできるデンプンはどうしましょう。

2014年10月3日金曜日

Diver City へ行ってきました。:株式会社 乃村工藝社 GUNDAM

もちろん、皆さんご存知の 等身大 ガンダム を見るのがが目的でした。
メディアとしては特に詳しくないので、ガンダム フロントの中までは行かなかったですけれど、
場中は相当こだわりが散りばめられているようですよ。

世に有名なモビルスーツの等身大はどんなモノかというと・・・。
ふくらはぎ頼もしい!根本が好きなのです。
足元が力強い。安定感が不思議とわきます。
18メートルって大きいです。
ディティールもこだわってます。文言は全部同じでしたけど。
リアル感がでますね。
激写して来ました。夜なのでライトアップ バージョンです。
その大きさはなんと18メートル。
これが動いたら、そりゃ強いわ。
一言でいえば、“迫力” です。

「本物のガンダムを造る。」株式会社 乃村工藝社 さんのプライドですね。
ハリボテ感などまったく無い、
悔しいかな写真では伝えきれない
迫力は、必見です。

動く等身大ガンダムの計画も発表されました。
ホント好きですよね~。みんな夢のロボットが。
私も必ず見にいきます。その立ち上がる勇姿を!

2014年9月27日土曜日

サイバネティック=人工頭脳:長谷川研究所 SOINN(ソイン)

ロボットの頭脳も進化する。

科学的発見には既に応用されている。

増殖型の知能も存在している。

マスコット ソインくん
東京工業大学発のベンチャーSOINN株式会社(旧 合同会社 長谷川研究所)が開発したソフトウェアで、
ロボットの頭脳となります。

自分で考え更新、自己増殖型神経回路です。
詰まる所、どんどん賢くなります。

(なかなか例えが難しいですが・・・)
人工頭脳の知識にインターネットが用いられ、
ビッグデータとの連携も想定しているとのこと。
それができれば、ホントの意味で神レベルになれますね。
マトリックスのボス(デウス・エクス・マキナ)みたいになったりして σ(^_^;)

画像・音声・映像・テキスト・気象データ・位置データ etc. あらゆるデータを処理 可。
ハードウェアを問わずに使える汎用さです。

未知なる局面には
視覚・聴覚・触覚・インターネット情報を駆使して対応します。
情報処理の機構は
人間の脳神経(ニューロン)回路網がモデルになっています。

川田工業さんのロボットで実証実験も行っています。


また、SOINNとは違いますが、人工頭脳の科学的発見への応用も
自分の中で咀嚼できたらここに書き込みたいと思います。


25万台の実績:(株)安川電機 モートマン

人の負担になる作業を代わりにこなす。

単調な作業はロボットに任せて...。

世界で活躍する産業ロボット。


ダンボールの組み立てや開梱、荷物の仕分けが延々と続くと作業はツライもの。
これらをモートマンが担当し、
人はレベルの高い作業に集中できます。

モートマンの歴史はもう30年以上にもなります。
2011年までに世界へ25万台出荷されています。
自動車工場での溶接・塗装。半導体工場での搬送などで活躍してきました。

2007年に二本腕のモートマンが開発され人材不足問題の一助となっています。
人間同等のスペースで作業でき、
人間と同じ7軸稼働の腕の為、
作業の多様性があります。
医療分野も視野に入れているとのこと。

同ロボットの「やすかわくん」はソフトクリーム作ってます。      

注目するは VocaListner:産総研 HRP–4 未夢(ミーム)

産業総合研究所プレゼンツ

ヒューマノイドロボット

ダンサーとのパフォーマンス映像が有名だが。



実は動きには興味なかったのですが、
音声合成技術には目を見張りました。
皆さんご存知のVOCALOID を搭載しています。
(VOCALOIDは元はヤマハが開発した音声ソフトでしたが、初音さんで知られる様に 言葉が一人立ちしています。)

また、VocaListner という機能があり、
歌詞データと人の“歌声”を与えることで、
歌マネができるというものです。
つまり、歌の高さ大きさ、歌い方をキャプチャして、
未夢 自身の合成音声に当てはめる事が出来るのです。

いままで正直言って 未夢には興味無かったんですけれど、
Vocalistner機能にあっては、ここまで進んだ音声合成に恐れ入りました。

私はKemper ギターアンプのプロファイリング技術までしか知りませんでした。(;^^)

ちょっと聞きにくいですけど 涙そうそうは大好きです。

怪獣がリアル:パシフィック・リム

二人乗りで

精神相互リンク


珍しく映画の話題で 当然SFですが、とてもリアルで想像を掻き立てます。

怪獣が生々しくて、次々とつよくなっていき、
人類は追い詰められます。
登場するドでかロボット“イェーガー”は何体かあるのですが、
各自デザインの違い(3本腕とか)が楽しめます。

海を歩くシーンや、
戦闘シーンをたっぷり観せるエンターテイメント作品です。

マシンと精神リンクするというのは、
エヴァンゲリオンの流れですかね。
怪獣が“命の壁”を突き破るのを見ると、
なんだか(人類的に)無情を感じます。


2014年9月20日土曜日

搭乗型移動支援ロボット:日立製作所 ROPITS

つくばロボット特区にて実験中。

誰でも利用できる未来の交通手段を目指す。


モビリティロボット ROPITSは
車体幅70cmで車イスと同等の幅のの割には 高さがある為、
不安定になりがちですが、
アクティブ・サスペンションという
段差において各タイヤ(足回り)部が個別に上下する機能で、
安定を確保しています。
タブレット端末で 呼び出し、走行指示を行います。
速度は 6km/h 、手動走行時は 9km/h です。
原付あつかいなのでヘルメット着用が義務付けられています。

つくばに行って是非一度 乗ってみたいです。
近未来のインフラになってほしいものですね。


ところで、つくばという場所は、
実験的な潮流が素晴らしいですよね。
宇宙開発機構があるからかな。

もちろんそれだけではありませんが、筑波大学や その他の研究機関がひしめいています。
つくばに住んでいたら、
そりゃあもう 夢あふれるでしょうね~。(゚Д゚) ユメッ!!



ロボット掃除機シリーズ その1:iRobot社 ルンバ

登場してから10年

家電感覚で手に入れることができるようになった

ロボット掃除機のパイオニア


登場した時、「誰がこんなモノ使うんだ?」「自分で掃除したほうがイイ」
マメな性格の私は思ったものですが、
いかんせん、仕事が忙しくなると頼りにしたくなります。
私が狙っているものとして
ココロボ or 新型ダイソン ロボット
が挙げられますが、
ひとまず 長年市場を牽引してきた、ルンバの機能に注目したいと思います。

他社とは違い、ロボット専業メーカーが造っています。
アイロボット社は もともと地雷探査ロボ etc.を造っていました。

同じ場所を平均 4回掃除、
人工知能により、開始後 最初の10分で 部屋を動きまわり
広さや壁、汚れ具合を把握します。

ブラシでゴミを書き込んだ後に、まとめてダスト容器に吸引するという、
廃棄減、低消費電力構造になっています。


続々現れる競合に対しシェアを守り続けられるか?

追記:
iRobot社から ルンバの兄弟
床拭きロボット Braava(ブラーバ)が発表されました。
水拭き、から拭き、食べこぼしも拭き取ります。

“ぞうきんがけのスッキリ感” だそうです。



2014年9月7日日曜日

解剖学から生まれたロボット:東京大学工学部 腱志郎

一見して人体模型のような “腱志郎”

人体の筋骨格を再現する目的で作られたロボット。


「人の筋骨格を再現する事で分かる事がある」

筋組織がワイヤーと強度ポリエチレンカバーで出来ているのが
印象的ですね。まるで映画 i-robot のようです。w(^^)

反射まで搭載している(膝を叩くと前に上がるような)このロボット。
人体構造をより再現する事で、人間らしさを解明する役割を持ちます。
また、広い稼働域から見て取れるように、
人体を模すことは、他のロボットに対し、
より良い制御を提示する事にも役立ちます。

東京大学により 2005年に初代人体模倣筋骨格ヒューマノイドロボット 開発。
2010年に四代目の 腱志郎が誕生しました。

上半身・下半身それぞれを別コンピューターで制御している状態で、
まだ自立歩行は出来ません。

それにしても東京大学工学部はホントいろいろ開発してますよね。
このブログを書いていて、登場する回数に驚きます。 (゚Д゚) スゴイ!!


2014年8月30日土曜日

かなり強いみたいですよ。:四次元ポケットPROJECT セルフ将棋

遠隔地の技術同士をリンクさせる可能性。

ドラえもんの将棋ロボット。

富士ゼロックスの 四次元ポケットPROJECT
中小企業6社が合同で開発しました。

ゼロックスはむしろその6社をつなげる
ネットワークソリューションをアピールするのが目的のようです。
ゼロックスはパソコンの始者ですからね〜。
確かに使いやすい複合機や、頼れるネットワークソリューションがあります。
技術的に安定感がありますので、
さらに、遠隔地の技術を結びつける事に役立ってもらいたいところです。

現在、ロボット開発は1社単独で成し遂げる印象がありますが、
ネットが普及したこの時代、オープンなロボットOSも存在します。
問題はロボットのハード面の製作で、
これらがネットワークソリューションにより好転していくことを期待するのです。(個人でも中小企業でも)
四次元ポケットPROJECTはその事を連想させる良いきっかけでした。

セルフ将棋は
デザインが明るくて夢があるカンジですね。
22世紀から飛び出してきたような。さすがはドラえもんの道具。

スローに動くアームは、まぁ ロボットとしては頼りないけど、
長考するかのような素振りとして良しとしますか。


四次元ポケットPROJECT には第2弾で「望遠スピーカー」もあるそうですよ。

そういえば!
ドラえもんもロボットでしたね。 (゚Д゚) ワスレテタ!!


これはスゴイ!が縦揺れは?:大林組 ラピュタ2D

建設会社 大手 大林組の技術力!

“ 底力 ” けれど “ ラピュタ ”


地震がおきても揺れないビルを実現する、
スーパーアクティブ制震システムです。
ラピュタ2Dと名付けられたこのシステムは、
アクチュエーター(駆動装置)が地震の揺れと反対方向にビルを動かすという驚きのシステム。
私が取り上げているロボットといえば
“人の代わり・役に立つ” ことが定義かもしれませんが、
もはやその域を遥かに超えた 素晴らしいシステムと驚嘆しました。

地震の揺れを即座に感知。地震発生後 0.1秒で作動し、
1000分の1秒 単位で揺れの大きさ(幅)をアクチュエーターに伝えます。
震度5でも立てた鉛筆が倒れないほどの精度です。(゚Д゚)スゴイ!! 

イメージは浮いてるカンジというか、
つまりあの“ラピュタ”のようだということですね。

ただ このシステム、地震の縦揺れには対応しているのでしょうか・・・?


未来の乗り物?多関節ロボット:ハルク2

環境に未来の移動ロボット。

ムカデみたい?ゴ◯ブリとは言わないでください!

8本の足というか、タイヤというか…。

Halluc 2は
段差や坂道に合わせて、
ビークルモード(車)、インセクトモード(脚による移動)、アニマルモード(狭い場所での移動)を使い分けます。
モーターはなんと56 個。8 本の脚すべてが独立して動作できます。
かつて無い移動性能、機能性を実現しています。
 
千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRO)と LEADING EDGE DESIGN  の共同開発。2007年に発表されました。
ハルク2はヒューマノイドロボットと自動車技術の融合を研究するプロジェクトの2号機。
脚の関節部(回転軸)に2個のサーボモーターを使っており、
パワー・スピード・がたつき防止を実現しています。
8本の各脚がロボットというイメージ。
それを操るマイコンは TEXSAS INSUTURMENTS 製というのがIT心をそそります。(私的にですが…。)


なんだか、とあるアニメの 万能戦車グラタン を思い出しますね。