2014年10月23日木曜日

ぜんまい仕掛けで4連射:田中 久重 弓曳童子

からくり儀右衛門による

江戸時代のロボットは

200年前の最先端。



弓曳童子(ゆみひきどうじ)は 田中 久重さんの作品。
九代 玉屋庄兵衛 氏により復元されました。



茶運び人形などと同じく、座敷からくりに分類されます。
ぜんまい仕掛けであり、
滑車に繋がれたヒモで ぜんまいを巻き、
7枚のカムで人形各部を動かします。
現代の電気仕掛けのロボットでは考えられないのですが、
一つのぜんまいを全ての動力としています。

矢を射る姿は 是非 動画で
構成が詳し い ↓      

4連射 ↓


田中 久重さんは
江戸時代から明治にかけての発明家。
現代の 東芝 の原点である
芝浦製作所の創始者です。
“東洋のエジソン” “からくり儀右衛門”
と呼ばれた存在で、ドラマ「仁」にも登場しました。

1820年に開発した 弓曳童子 は
からくりの最高傑作と言われます。


宇宙と深海:カナダアーム2、かいこう7000 Ⅱ

青く広がる向こうの暗闇

ロボットと人間の共業は、

極地でこそ試される!


宇宙と深海は共にロボットが活躍する舞台です。
未知なる分野ではロボットが欠かせません。

宇宙では
ISSに取り付けられているロボットアームである、
カナダアーム2 +デクスター 
が船外活動で活躍します。

ISS船内では飛行士と共同作業をすべく、
Robonaut 2(ロボノート)
がいます。NASAとGM により開発されたヒューマノイドロボット。

コミュニケーションロボットとして、
きぼうロボットプロジェクトの
KIROBO(キロボ)も記憶に新しいところです。
宇宙 初の試みで話題となりました。
現在もISSに滞在中。

2004年に送り込まれた惑星探査機 オポチュニティー & スピリット
は今でも現役。火星から情報を送り続けています。
(但し、スピリットは土にハマって動けなくなっている。)
通信に片道20分かかる時間ロスを減らす為、自律行動型ロボットになっています。

いまでは3000を超える人工衛星も宇宙開発ロボットです。
気象・通信・放送・地表観測 etc. の衛星があります。

これらは信頼・安定を重視する為、
一世代前の技術を使う所が、
宇宙開発らしさとも言えますね。


一方、青い海の底では
探査ロボットが活躍します。
海底の平均深度は4000mで、
その深海における調査にあって、
日本は最先端。
かいこう7000 Ⅱ  深海探査ロボットが有名です。

現在2代目 かいこう が頑張っていますが、
初代かいこうはなんと 深度10000mを探査中にロープが切れ沈んでいきました。今も海の底。
1000気圧という想像できない圧力ですから、いろいろあるでしょう。




彼らは極地でフロンティアを開拓し続けます。

2014年10月22日水曜日

ヒト型も泳がす:東京工業大学 SWUMANOIDO(スワマノイド)

泳ぐヒューマノイドロボット

人間でも泳げないヒトがいるのに...



東京工業大学は以前、蛇型のロボットを泳がせていましたが、今度は人型です。
SUWAMANOID(スワマノイド)は
東京工業大学 中島研究室  中島 求 教授による開発。
流体力学の研究から派生しました。
ロボット内(手のひらや足など)に圧力センサーを付けて力学的計測を行うのが目的。
クロール だけではなく 、背泳ぎ、バタフライも可能。

ヒト型ロボットが泳ぐのは不思議な感じがしますね。
世界からも大反響だったそうです。

2014年10月7日火曜日

自然の葉緑素を抽出・利用:人工リーフ

ジュリアン・メルキオッリ さんによる開発。
絹のたんぱく質の中に葉緑素を閉じ込めることで、
バイオリーフを作ることに成功。

あらゆるインテリア・建物に応用できそうだが・・・。

せっかく光合成で酸素を配出するなら、電気光とかではなく、
クリーンエネルギーにしたいものです。
動く植物ロボットとかあったらアピール最高ですよね。
太陽光を求めて移動するとか。

宇宙開発での応用(ISSや惑星・月面基地で)もありえますね。

ところで光合成でできるデンプンはどうしましょう。

2014年10月3日金曜日

Diver City へ行ってきました。:株式会社 乃村工藝社 GUNDAM

もちろん、皆さんご存知の 等身大 ガンダム を見るのがが目的でした。
メディアとしては特に詳しくないので、ガンダム フロントの中までは行かなかったですけれど、
場中は相当こだわりが散りばめられているようですよ。

世に有名なモビルスーツの等身大はどんなモノかというと・・・。
ふくらはぎ頼もしい!根本が好きなのです。
足元が力強い。安定感が不思議とわきます。
18メートルって大きいです。
ディティールもこだわってます。文言は全部同じでしたけど。
リアル感がでますね。
激写して来ました。夜なのでライトアップ バージョンです。
その大きさはなんと18メートル。
これが動いたら、そりゃ強いわ。
一言でいえば、“迫力” です。

「本物のガンダムを造る。」株式会社 乃村工藝社 さんのプライドですね。
ハリボテ感などまったく無い、
悔しいかな写真では伝えきれない
迫力は、必見です。

動く等身大ガンダムの計画も発表されました。
ホント好きですよね~。みんな夢のロボットが。
私も必ず見にいきます。その立ち上がる勇姿を!