2014年7月31日木曜日

きぼうロボットプロジェクト:KIROBO


何より私が
ヒューマノイド ロボットに興味をもったきっかけでもあります。
「きぼうロボットプロジェクト」
ISS国際宇宙ステーション
若田 宇宙飛行士と会話実験をする事が目的です。


ロボガレージ代表、
ロボットクリエーターの高橋 智則 氏の設計、
ザインによるコミュニケーションロボット。
無重力訓練の様子が有名ですね。

宇宙でコミュニケーションを行う事で、
世界に広め、
ロボットと人が共生する未来を描く。

その風体は 
さながら鉄腕アトムを彷彿とさせます。
人型である事が
コミュニケーションに大きな要因をもたらすと高橋 氏。
私もそのデザインのかわいらしさに
部屋に居て欲しいと思ったものです。

このブログをご覧の皆さんも
是非 きぼうロボットプロジェクトの動画を観てみてください。
希望ですよ。d(^^) 

宇宙飛行士の若田さんは
地球に帰ってきていますが、
KIROBOは現在でもISS国際宇宙ステーションに滞在中。
KIROBOの相棒というか キャプコムという位置づけの
MIRATAというロボットも居ます。
MIRATAは地球に残り広報活動をしています。



2014年7月30日水曜日

バイオニック技術で障害克服。ロボット技術の粋を観た!


テクノフロンティア2014 では
人の腕の動きをそのまま再現出来るロボットも登場しました。
東京工業大学による開発で、
人間の腕にセンサーを取り付けるだけ。
脳から送られる微細な電気信号を感知します。
一体化することもでき、
自分の腕の2倍の力が出せるというのが驚きです。

これと同様に、
ホンダ ROBOTICSもロボットというか強化外骨格を提案しています。
ホンダのロボットといえばASIMOですが、
UNI-CAB やU3-X のユニークな乗り物だけではなく、
歩行アシストも開発しています。
サイトで動画を観ると まさに 強化外骨格、
見事なモノです。
同じく微細な電気パルスをキャッチして、
手足と連携するというものです。


さらにすごいのが、
MITメディアラボ ヒュー・ハー 氏のBionic(バイオニック)技術。
NHKスーパープレゼンテーション で放送されていたのですが、
ヒュー氏 本人も バイオニック義足を使っています。
若い頃の山岳事故で両足を失ったとのことですが、
あきらめない彼は義足を造り、
再度ロッククライミングに挑戦しました。
バイオニックは 生物学と工学の連携がテーマ。
障害を克服できる、また、身体能力を拡張する事も
可能と謳っています。
先の2つと同様に脳信号を感知することで、
まさに人の体として機能します。

足を失ったも人たちも この義足を使うことで、
岩だらけの山を上ったり、
軽々とダンスをしたり
それはもう自然な動きが素晴らしい。

ロボットとバイオニック技術は
 非常に近しい技術といえます。
ヒューマノイドロボットのように
自立制御により単体で 人とつき合う技術と、
身につける事で障害克服、能力拡張 する技術。
共にロボット開発のテクノロジーです。





2014年7月29日火曜日

ロボット産業本格化、co-robot。テクノフロンティア2014


現在、日本のモノ作りの祭典、
テクノフロンティア2014が開催されています。

その中でロボットの展示もあるようです。
川田工業 nexstage(ネクステージ)は人の隣で作業ができるロボット。
出力が弱い為、他と隔離せずに、
人の隣で作業出来る事がメリット。
価格は740万円。
単純作業をロボットが、
しかも多様なパターンをもたらす事ができ、
その隣で人間の熟練工が作業するといったことができます。
デアゴスティーニの“週刊ロビ”でも取り上げられていました。

他には、
アームロボットの RAPUDA 。
ロボットアームはいままでたくさんありましたが、
このRAPUDA(ラピューダ)は肘部分がなく省スペースで しかも安全との事。
開発のライフロボティクス 社長 尹祐根(ゆん うぐん)氏は、
人と共存出来るロボットを co-robot(コ ロボット)と呼びました。

産業用ロボットは今までもたくさんあった訳ですが、
昨今 取りだたされているロボット産業のそれというのは、
ヒューマノイド・ロボットに代表されるように、
co-robot という言葉がまさに当てはまります。



nextage

RAPUDA

2014年7月28日月曜日

水中ROV 遠隔操作探査ロボット:デビット・ラング

オープンソースで設計図公開。

販売開始時の資金もネットで公開募集。

仲間とはじめた水中探査ロボットに

世界が注目した。



デビット・ラング さんは
当初、仲間と海中洞窟の金脈探しの為に、
水中探査機ロボット(ROV:遠隔操作探査機)を造ろうと画策。
その活動がネット・新聞各紙に取り上げられて、
注目されました。

科学者・公的 等専門機関と違い、
アプローチがユニーク。
ロボット設計図をオープンソースにしてネット上で公開。
世界中から様々なアイデアとアドバイスを得る事ができました。
ROVロボットを欲しいと世界各地からの要望にも、
ネット上で資金を集めて対応しました。

水中ROVロボットが世界に広まり、
現在、世界各地で海洋探検家が増えつつあります。
使用者の世界分布図を見たところ、
日本でも使われていますし、
南極からの映像も届けられたそうです。
ロボットとペンギンが一緒に移ってたりしてました。(笑)




PCソフトウェアのように、
ロボットの仕様をオープンソースにする事で世界規模の研究コミュニティになったという事です。
ソフトウェアが公開されていることで、
新たなアイデアをもってベンチャー事業を起こす例が今まで多々ありました。
ロボットも同様に 
オープンソースにすることで、
開発が柔軟になることが期待できますね。
私もロボットのプログラミングに興味津々です。(笑)


2014年7月25日金曜日

ロボット事業への参入も視野に。日本電産 モーター最大手。

日本電産が売り上げ拡大戦略をさらに増進。

今期 売り上げ9500億円。

今後の成長戦略にはロボットも視野に。



みなさん日本電産 という企業をご存知ですか?
業界の方は当たり前のように知っている事でしょう。
41年前に創業当時は4人だけだった日本電算は
社長 永守さんの指揮のもと、
積極的M&A を繰り返し、
現在では今期売上高 9500億円 の大企業となっています。
日本電産 永守社長は
平成の買収王などと言われています。

“最も尊敬すべき経営者”として
名前が挙がる 永守社長は 目利き力がある方として有名。

モーターの専業メーカーである日本電産は
主力のパソコン用HDモーターに加え、
1990年頃から 自動車産業モーター事業でM&Aを開始。
現在では39社以上を買収。
月間に生産するモーターは3億個。
今期売上高 9500億円 で1兆円を目指しています。

iphoneのバイブレーター のモーター を生産していて、
全てのiphoneに搭載されているとのこと。
また、PCのハードディスク用のモーター 世界シェア8割という
驚異的メーカーです。
その他、エアコン・洗濯機、発電所モーター 等。
回る物ならなんでも手がけるとのこと。
今後は10兆円企業を目指し、
鉄道・船舶・飛行機・“ロボット”に参入するそうです。

今後 右肩上がりの成長市場と言われるロボット産業。
確かにロボットの間接にはサーボモーターが取り付けられ、
必要不可欠なわけです。
産業用だけでなく、介護用や学習支援、
コミュニケーション ロボットなどが生まれてくる今後の世界。
成長市場に参入する大モーター企業が、
その迫り来るロボット業界の足音のように思えます。


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