日本電産が売り上げ拡大戦略をさらに増進。
今期 売り上げ9500億円。
今後の成長戦略にはロボットも視野に。
みなさん日本電産 という企業をご存知ですか?
業界の方は当たり前のように知っている事でしょう。
41年前に創業当時は4人だけだった日本電算は
社長 永守さんの指揮のもと、
積極的M&A を繰り返し、
現在では今期売上高 9500億円 の大企業となっています。
日本電産 永守社長は
平成の買収王などと言われています。
“最も尊敬すべき経営者”として
名前が挙がる 永守社長は 目利き力がある方として有名。
モーターの専業メーカーである日本電産は
主力のパソコン用HDモーターに加え、
1990年頃から 自動車産業モーター事業でM&Aを開始。
現在では39社以上を買収。
月間に生産するモーターは3億個。
今期売上高 9500億円 で1兆円を目指しています。
iphoneのバイブレーター のモーター を生産していて、
全てのiphoneに搭載されているとのこと。
また、PCのハードディスク用のモーター 世界シェア8割という
驚異的メーカーです。
その他、エアコン・洗濯機、発電所モーター 等。
回る物ならなんでも手がけるとのこと。
今後は10兆円企業を目指し、
鉄道・船舶・飛行機・“ロボット”に参入するそうです。
今後 右肩上がりの成長市場と言われるロボット産業。
確かにロボットの間接にはサーボモーターが取り付けられ、
必要不可欠なわけです。
産業用だけでなく、介護用や学習支援、
コミュニケーション ロボットなどが生まれてくる今後の世界。
成長市場に参入する大モーター企業が、
その迫り来るロボット業界の足音のように思えます。