2014年7月30日水曜日
バイオニック技術で障害克服。ロボット技術の粋を観た!
テクノフロンティア2014 では
人の腕の動きをそのまま再現出来るロボットも登場しました。
東京工業大学による開発で、
人間の腕にセンサーを取り付けるだけ。
脳から送られる微細な電気信号を感知します。
一体化することもでき、
自分の腕の2倍の力が出せるというのが驚きです。
これと同様に、
ホンダ ROBOTICSもロボットというか強化外骨格を提案しています。
ホンダのロボットといえばASIMOですが、
UNI-CAB やU3-X のユニークな乗り物だけではなく、
歩行アシストも開発しています。
サイトで動画を観ると まさに 強化外骨格、
見事なモノです。
同じく微細な電気パルスをキャッチして、
手足と連携するというものです。
さらにすごいのが、
MITメディアラボ ヒュー・ハー 氏のBionic(バイオニック)技術。
NHKスーパープレゼンテーション で放送されていたのですが、
ヒュー氏 本人も バイオニック義足を使っています。
若い頃の山岳事故で両足を失ったとのことですが、
あきらめない彼は義足を造り、
再度ロッククライミングに挑戦しました。
バイオニックは 生物学と工学の連携がテーマ。
障害を克服できる、また、身体能力を拡張する事も
可能と謳っています。
先の2つと同様に脳信号を感知することで、
まさに人の体として機能します。
足を失ったも人たちも この義足を使うことで、
岩だらけの山を上ったり、
軽々とダンスをしたり
それはもう自然な動きが素晴らしい。
ロボットとバイオニック技術は
非常に近しい技術といえます。
ヒューマノイドロボットのように
自立制御により単体で 人とつき合う技術と、
身につける事で障害克服、能力拡張 する技術。
共にロボット開発のテクノロジーです。